新・ドラマ囲炉裏の会

遊びに来てくださりありがとうございます。 好きなドラマの感想や、日々の徒然を書いています。

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それでも生きてゆく 8話まで




とにかくものすごい。
大竹しのぶの演技に、彼女の首筋に浮かぶ青い血管に、
こちらまで血管が浮き出そうなほど、体に力が入る。

重くて辛くてたまらないけれど、
作品としてはすばらしい。
救いはないかもしれないけれど、
見ていて、ものすごく心に響いてくる。

というのも、このドラマ、現実にありそうなんだよね。

なぜなら、犯人が意外に冤罪だったとか、
殺人動機に最もらしいことがあったとか、
最後の最後には、犯人にもそうせざるを得ない事情があった
という風に描くドラマは多いけれど、
この作品には、そういうことが全くない。
それより、もっともっと底なしな残酷さ、リアルさを描いているのだ。

ただ無差別に人を殺したかったとか、
自分の言いなりになる幼い女児ばかり選んで猟奇的に殺したとか、
世の中で起こる殺人の多くは、2時間ドラマみたいに、
万民が納得のいくような動機など全然なくて、
あきれ果てるほど病的で自己中心的な理由であることが多い。

じゃ、そんな理由とも言えない動機で人を殺した犯人の家族たちは、
その犯人のしでかしたことをどう受け止めるのだろう?
普通にまっとうに生きている家族にとって、
そんな理由で人を殺す人間が自分の家族であるということ、
それは普通なら冷静ではいられない、私なら発狂している。

そのあたりの描き方がこの作品は実に独創的で、
見ていてやり切れない思いになるものの、
非常に見応えのある内容になっている。

そしてそれはまた、被害者家族にも言えることで、
大切な人を失った上に、犯人はそのことを反省する能力もなく、
心が病んでいてまた再犯してしまう。。。
これもまた現実にありそうな話なんだよね。

そのあたりのどうにもやりきれない犯人像を、
風間俊介君が見事に演じている。
物静かなキャラクターの中に、底知れない闇を抱えているというか。。。

道を踏み外した人間の思考回路というのは、
よく似ているのかも。
自分の行動は棚に上げて、すべて人のせいにするという、、、
このドラマでは殺人犯を取り上げているけれど、
こういう考え方をして、家族を苦しめている人間、
引きこもりだったり、他人とうまく付き合えなかったり、
そういう人間を家族に持っている人たちのやり切れなさも、
似たようなものなのかもしれないと思う。

救いようのない現実に直面した人たちの、
最終的な心の持ちよう、
それが何であるのか、
作者が最後に残すメッセージを私は見たい。


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*Comment

Sさんへ 

> ピックさんの息子さんのエピソードを楽しみに読ませてもらっています。

ありがとうございます。
つまらない親子の会話などですが、読んでいただけて嬉しいです。

前から来てくださっていたんですね。
感謝申し上げます。
最近はレビューも随分簡易型に変わってしまっているので、
参考になどならないかと思いますが、
こんなブログで宜しければまた遊びに来てください。
誕生日までご記憶くださっていて本当にうれしいです。

あの方はお元気だと思いますよ。
私もよくわからないんですが…(^_^;)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2011.10/14 23:49分 
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  • posted by  
  •  
  • 2011.10/13 09:12分 
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Sさんへ 

Sさん、初めまして。
コメントありがとうございます。

> このドラマの最終回のレビューもぜひお願いします!
> あのラスト、ピックさんはどう感じられたか知りたい!

ありがとうございます。
ちょっと時間がたってしまったのでこちらに書かせていただきます。

正直、そこまでの内容がすごかったので、ラストは少し物足りなかったかなという気がしています。
ただ、二人があからさまに幸せになる道はないだろうし、
それでも何か先に希望として繋がるのでは?と思わせるラストだったかもしれません。
犯人の妹である双葉が、二番目の被害者の娘の母親になるというエピソードは、
そこまでしなくても、という思いもありますが、
ある意味、双葉には一番落ち着ける場所だったのではないかと思えました。
そして文哉もまた、わざとらしくない程度に強烈なまでの母親喪失だったという『心の闇』をうまく描けていたと思います。

若干二人のシーンが長いと感じましたが、
次男に言わせると若者の感覚では、二人のあのシーンはたまらなく心に響いたようです。

> 満島さんの演技が大好きです。

私も好きです。特に彼女の『泣き』の演技はすばらしいですね。
「川底からこんにちは」もいつか見てみたいです。
これからが楽しみな女優ですよね。

また遊びに来てください♪
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2011.10/04 00:43分 
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  • posted by  
  •  
  • 2011.09/29 10:36分 
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