新・ドラマ囲炉裏の会

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なぜ君は絶望と闘えたのか

君a

司法は社会正義を実現し、社会の健全化に寄与しなければ、
存在意義がない。


友達から借りていて、ずっと気になっていたドラマを一気に見た。
久しぶりの充実感。とても見応えがあった\(^o^)/

光市の事件というフィクションを元にしたドラマだから、
その内容というものは、もう周知なわけだけれど、
それをドラマとしてどう見せるのか、
そして好きな俳優たち、江口氏と真島氏がそれをどう演じるのか、
そのあたりがとても興味深かった。

そういう意味では、
ドラマとして、とても心に響くセリフが多かったし、
江口氏も真島氏も、とても自然で良かった。
佐藤B作も良かったなぁ~
主人公が会社を辞めようとするときに、
「社会人として戦え」と引きとめる彼の演技には思わず涙が出た。

ただね、
ちょっとだけ言葉足らずな気がした。
無残にも妻子を殺された主人公町田が、
なぜ『死刑』にこだわったのか、
その部分をいつ、町田が語るのか、
私はずっと待っていたんだけど、ついにそれを語る場面がなかった。
それがちょっと残念。。。



そのことに関しては、このブログでも私は何度か書いたことがある。
「砂時計」の記事の時にも書いたような記憶が、微かにある。
それほど、町田、いや、本村氏が『死刑』に拘った理由が、
実に説得力があり、すばらしかったので、
どうしてもドラマの中でそれを主人公の口から語ってもらいたかった。

私はたまたまそれを、テレビの本村氏のインタビューで聞くことができた。
自分の「命」を差し出すこと、
死ぬ、という恐怖、生きたいと思うこの世への未練、
それを死刑という、強制的に我が命が奪われる「体験」をしてこそ、
初めて、自分が奪った命の重みが実感できると。。。

賛否両論があることは、重々承知で書くけど、
私は「死刑制度」には賛成だ。
冤罪、反省、そして更生の機会、そういうこともすべて理解した上でも、
このような残虐で非人間的な許しがたい犯罪、
しかも本人も罪を認めている(絶対に冤罪ではない)殺人事件に関しては、
その量刑を云々すること自体、もうあり得ないとすら思う。

死刑かどうか、被害者遺族に決めさせてもいいくらいだ、
などとダンナに言うと、そんなことをしたら、
最終的には無法地帯(あちことでゲリラ戦が起こるような)になってしまうと。。。
そんな大きな戦争とはまた別次元の話のような気もするんだけど、
法治国家の基盤なんて、意外にそんなところから
崩れだすものなのかもしれないとも何となく思う。
でも、ある時代に行われた「仇討」。
「敵は被告人だけじゃなく、司法だ」という被害者の叫びを見聞きすればするほど、
それが、合法的に思えたのは私だけだっただろうか。。。

ドラマの中で取り上げられた犯人の手紙。
反省どころか、被害者を揶揄するような内容のものだったんだけれど、
もちろんそれをセンセーショナルに取り上げる
検察やマスコミのあり方には問題があるものの、
それは若者にありがちな反応だとか、手紙の相手の反応により、触発された結果、
と言う弁護士や一部のマスコミの考え方にも唖然とした。
若者にありがち、というのは、普通の若者の場合だ。
人妻を殺したうえ強姦し、その傍らで泣き叫ぶ赤ちゃんを頭から落として殺害に及んだ男、
その男がそんな手紙を書いたことが、年齢相応だと許されるんだろうか。。。
普通の反応だと笑って流されることだろうか。。。
あの瞬間私ですら掌が冷たくなるほどの怒りが湧きあがったのだから、
被害者遺族の方々の怒りや悔しさは、どれほどのものだったろう。。。

そして弁護団。
まあ、その当時も相当のバッシングを受けていたようだから、
今更言っても仕方ないんだけど、
弁護士はクライアントがすべてであるとしても、
この弁護団の弁護士たち、
何のために一生懸命司法試験を受けて、弁護士になったんだろうなって思った。
彼らの目的って何だったんだろう?
「死刑廃止」?「人権擁護」?
犯人を死刑にしないための供述、、、
それが本当かウソか、そんなことも私的にはどうでもいいことなんだけど、
そうまでしてこの凶悪犯罪を犯した犯人を守る意義が、
なぜ彼らにあったのか、それが私にはよくわからない。

そして最後、犯人。
「オオカミ少年」と言っていた犯人だけど、
それもまた、私にはどうでもいい。
とにかく犯した罪がすべてだから、結果がすべて。
極端なことを言えば、どんなに反省しても、
どんなに模範囚であっても、
彼は自分の命でしか償えない。
いや、もっと極端に言えば、彼の命を差し出したって、
被害者の命は戻ってこないんだから、
それほど取り返しのつかないことをしてしまったんだから、
最後にもっともらしいことを言う場面があったけれど、
それでも彼の罪が消えたり減刑されることは、決してないと思う。

ドリカムの曲が流れて、
妻が好きだったと声もなく泣く町田のシーンに
涙が止まらなかった。
思い出は薄れていくといっても、
愛する人と平凡に過ごせるはずだった人生を、
無残に奪われてしまった無念、苦悩、嘆き、
そういう被害者の叫びが、ずっと根底に描かれていた作品だったと思う。

見ることができて良かった。
このドラマを見れる機会を与えてくれたチングに感謝です♪
  • [No Tag]

*Comment

木の実さんへ 

> ピックさん、こんにちは ご無沙汰してます。

こちらこそご無沙汰です。
名古屋では楽しかったですね~
年末年始はちらっと名古屋をかするんですが、ゆっくりできないので、
また春にパ~とやりましょうね♪

> 10ヶ月くらい前に知人が薦めてくれた
> ある殺人事件が題材となっているドキュメンタリー映画
> 「ザカリーに捧ぐ」という作品が私は今でも忘れられません。

私も偶然なんですが、バラエディーの「アンビリーバボー」だったか、
そんな番組でこの事件の全容を知りました。
これがフィクションじゃないというのが、信じられませんでしたよ。

> ある殺人事件の被害者とその遺族、加害者とのかかわりが描かれている作品なのですが、とにかく、想像を絶するような状況に被害者の遺族が置かれるのです。
> 殺人事件の被害者やその遺族が、あまりにもかろんじられていること、カナダの法律っていったいどうなってるの?等にも憤慨した映画でしたね。このまま埋もれさすにはあまりにももったいない作品だとも思いました。

ホント、おっしゃる通りです。
最初、このドキュメンタリー映画は、違う目的で撮られ始めたそうですよね。
でもあんな結末になるとは!!
私もカナダの法律ってどうなってるんだ!!ってものすごく腹が立ちました。
殺人が限定的なら罪に問われないのか、
あの『限定的』って意味がどうしてもわかりません(怒)
(ネタバレになっちゃってますね(^_^;))

> (例えば、北朝鮮の実態を脱北者のインタビュー等中心にして構成した「キム・ジョンイリア」(金正日花、タイトルの由来は金正日のためにつくられた新種のベゴニアの花の名前)http://www.youtube.com/watch?v=YTragUC8AnYやアメリカの超保守派、キリスト教原理主義やその洗脳の仕方等を扱った「ジーザス・キャンプ」等をみたことあります))し、見たことなくても面白そうな作品も結構あって私にとって
> 興味深いラインナップですので、機会があれば他にも見て見たいとおもっています。

へぇ~面白そうですね~
この私が見たドラマもそうですが、やはり実際にあった話を基にした映像というのは、
重みがあります。
少々、俳優や脚本に粗があっても事実の凄さの前では、かき消されちゃいますよね。

> 「ザカリーに捧ぐ」はどうも、日本版DVDもでるみたいですね。
> http://item.rakuten.co.jp/guruguru-ds/ansb-51002/

レンタルできる時期が来たら、もう一度見てみようかな。
でも胸が痛くなる話ですよね(泣)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.12/03 16:22分 
  • [編集]

このドラマは見ていないのですが… 

ピックさん、こんにちは ご無沙汰してます。
このドラマは見ていないので、ドラマの内容についてはコメントできませんが、
10ヶ月くらい前に知人が薦めてくれた
ある殺人事件が題材となっているドキュメンタリー映画
「ザカリーに捧ぐ」という作品が私は今でも忘れられません。

英語版のDVDで見たのですが、うーん、これ本当に
実話なの??とまず驚きました。
詳しくネタバレはできませんが、
ある殺人事件の被害者とその遺族、加害者とのかかわりが描かれている作品なのですが、とにかく、想像を絶するような状況に被害者の遺族が置かれるのです。
殺人事件の被害者やその遺族が、あまりにもかろんじられていること、カナダの法律っていったいどうなってるの?等にも憤慨した映画でしたね。このまま埋もれさすにはあまりにももったいない作品だとも思いました。

現在、この「ザカリーに捧ぐ」
なかなか日本では公開されずらい日本未公開映画39作品集めたうち未公開映画祭の作品の1本として、ネットで限定配信(ワンコイン(=500円))されているようです。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100901_the_movie_of_unopening/

この未公開映画祭
「ザカリーに捧ぐ」以外にも見たことある作品もある

(例えば、北朝鮮の実態を脱北者のインタビュー等中心にして構成した「キム・ジョンイリア」(金正日花、タイトルの由来は金正日のためにつくられた新種のベゴニアの花の名前)http://www.youtube.com/watch?v=YTragUC8AnYやアメリカの超保守派、キリスト教原理主義やその洗脳の仕方等を扱った「ジーザス・キャンプ」等をみたことあります))し、見たことなくても面白そうな作品も結構あって私にとって
興味深いラインナップですので、機会があれば他にも見て見たいとおもっています。


「ザカリーに捧ぐ」
予告 英語版
http://www.youtube.com/watch?v=OtyY0CXdiNo
未公開映画祭 該当ページ
(日本版の予告があります。若干ネタバレ気味かも)
http://www.mikoukai.net/002_dear_zachary.html

「ザカリーに捧ぐ」はどうも、日本版DVDもでるみたいですね。
http://item.rakuten.co.jp/guruguru-ds/ansb-51002/
  • posted by 木の実 
  • URL 
  • 2010.12/02 23:51分 
  • [編集]

アビーさんへ 

> 取材者の対応など面倒なことに巻き込まれている社長。
> 厄介払い出来るはずのところを、真心込めて慰留する彼には感動しました。
> このドラマの登場人物の中で、いちばん善意の人だと思いますよ。(親にも勝る情がありました。)

被害者の母親の市毛さんはよく画面に映りましたが、
あれほどひどい思いをした息子への町田の両親の描き方がイマイチ薄かったような気がします。

> このドラマを見た後、いろいろなドラマを立て続けに見たので記憶が曖昧ですが
> 俳優・真島の熱演にもかかわらず、本村さん本人には、決して敵わないと痛感しました。
> 実体験から来る言葉の重みと、演じる俳優の台詞の差をこれほど感じたのは、初めてです。
> それほど、本村さんの語る言葉は人の心に響くものがありましたよね。

本村さんの言葉は本当にそうですね。
レビューの中でも書きましたが、当時インタビューで語る彼の語り口は、
とても冷静で知的、しかもすばらしく説得力があるんですよね。

> 「成長なんかしなくていい。
> 家族と普通の日々を過ごしたかった」
> この台詞には、とても共感しました。
> 絶望の淵から立ち上って成長するよりも
> 絶望せずして普通の生活が手に入るなら
> それが何よりです。

「告白」の作者の言葉の中にも似たようなものがありましたよ。
本当にその通りですよね。
ただ、あの時、町田の言葉を聞いた北川(江口)の涙がイマイチよくわかりませんでした。
北川と北川の元恋人との間に何があって別れたのか、
そこがよくわからないので、江口氏の渾身の演技であるあの涙がよく理解できませんでした。
北川の元恋人(木村)の子供って北川の子供なのかな~?
まあ、今となってはどうでもいいんですけど(苦笑)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.11/22 01:46分 
  • [編集]

本村さんの言葉 

ようやく、語れますが
内容の細部を忘れてしまいました。^^;

>佐藤B作も良かったなぁ~
主人公が会社を辞めようとするときに、
「社会人として戦え」と引きとめる彼の演技には思わず涙が出た。

取材者の対応など面倒なことに巻き込まれている社長。
厄介払い出来るはずのところを、真心込めて慰留する彼には感動しました。
このドラマの登場人物の中で、いちばん善意の人だと思いますよ。(親にも勝る情がありました。)
江口演じる編集者は、仕事上の利益も絡んでいますからね。

このドラマを見た後、いろいろなドラマを立て続けに見たので記憶が曖昧ですが
俳優・真島の熱演にもかかわらず、本村さん本人には、決して敵わないと痛感しました。
実体験から来る言葉の重みと、演じる俳優の台詞の差をこれほど感じたのは、初めてです。
それほど、本村さんの語る言葉は人の心に響くものがありましたよね。

「成長なんかしなくていい。
家族と普通の日々を過ごしたかった」
この台詞には、とても共感しました。
絶望の淵から立ち上って成長するよりも
絶望せずして普通の生活が手に入るなら
それが何よりです。
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2010.11/20 10:08分 
  • [編集]

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