新・ドラマ囲炉裏の会

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私の中のあなた

私の中のあなた-2


監督 ニック・カサヴェテス
出演 キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン
2009年 アメリカ

★★★★

ず~と全編通してハラハラ涙が出た。
子を持つ母親として、キャメロン・ディアス演じる母親像にも共感できたし、
またその娘たちの思いも、胸が苦しくなるほど理解できた。
いい洋画を見たなぁ~という気持ちだったけど、
ほんの少しだけ不満がある。。。



白血病の姉ケイトの命に終止符をうつこと、、、

この実に難しい、しかも悲しい重荷を妹アナに背負わせた罪を、
もう少し、母親であるサラは大きく受け止めてほしかった。。。
つまりアナを深く抱きしめ、そのことを謝罪する場面が欲しかったなぁ~と、、、

もちろん、ケイトに頼まれて、アナは両親を告訴したのだけれど、
ケイトの病気を受け入れられず、決して治らないという現実に背を向けてきたのは、他ならぬサラだったから…
だから彼女の執着を解くためには、この方法しかないと姉妹は思ったわけだ。

前半、まだアナの意図が語られてないあたりの、
究極の選択を強いられるサラの場面は実に見応えがあった。
常に死に瀕している長女と、その長女を助けるために臍帯血、リンパ球、顆粒球、骨髄穿刺と、
常に人体実験のように自分の体を提供し続ける次女、、、
もうこれ以上、体を傷つけたくない、というアナの訴えも最もだし、
そのアナの要求=ケイトの死に繋がることを恐れ、アナの要求を拒否するサラの気持ちもよくわかる。

一見サラが母親として横暴のようにも見えるけれど、
恐らく、わが子が死にかけている、という状況は、母親にとっては本能以外が働くなるほどの状況なのだろう。
なのでアナへの行為がいかに親として逸脱しているものか、
ケイトを助けたい一心の母という動物的な本能の中では、それが見えなくなってしまっているのかもしれない。
それほどに子供を失うかもしれない母親というのは、ただただ愚かなのだ。

私を自由にして、、、

ケイトの本当の思い、母親のために体中出血しながらも生きてきた人生、
でももう自由になりたい、恋人まで先に逝かせた今、もうこれ以上生きていたくない、、、
この姉の思いを尊重して、アナは両親を訴えた。

この娘たちの思いを知った後のサラの描き方が、少し不満なのだ。
ケイトへの執着が解き放されたサラに見えてくるものがあるはずで、
つまり動物のように本能だけでケイトに向かっていた彼女が、
この娘たちの行動でふっと変わる場面を見たかった。
そしてその時、そんな重荷を背負わせてしまったアナを抱きしめてほしかったのだ。

それでも子を失う親の絶望、そんな病気の子供がいる家の厳しさ、
そして決して治らない癌と闘う若い娘、そういった現実を凄まじく描いていて、
だからこそ、彼女たちが選んだ選択が視聴者にすとんと落ちてくる作り方になっているのがすばらしいと思った。

病気の姉を助けるために生まれてきたアナ、、、
物理的な助けは、限界があったかもしれないけれど、本当の意味でケイトを助けたのかもしれない、、、
そういう救いのあるラストだったな♪

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*Comment

まっすうさんへ 

> 期待通り、素晴らしい作品だったと思います。
> が、やはりピックさんも書いてらしたとおり、真実を知った母の、その後の変化が判りづらかったですよね。

外人特有のあまり感情的じゃない表現だったのかもしれません。
でも親と子、命という一番大切なテーマの部分だったので、
やはり母親としての絶対あるべき表情が乏しかった気がします。

> アナがそんな状況なのに、とても大人なのが驚きでした。たった11歳、小学生なんですよね~?

そうなんですよね~
アナやケイトの弟がホント大人っぽかったですよね。
やはり小さい頃から病気の姉の看病をして、厳しい現実の中にいたからかもしれません。

> 印象的だったのは、母を振り切って家族で海に行くシーンです。ようやく父の出番か、って(苦笑)

あまりに父親が不甲斐なかったという感想もありましたよ。
命というギリギリの選択になると、男親ってあんな風なのかな?(苦笑)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.04/08 21:50分 
  • [編集]

観ました。 

某紙面で、ある作家さんが「去年一番感動した映画」と書いてあったので、とても楽しみにしていました。

期待通り、素晴らしい作品だったと思います。
が、やはりピックさんも書いてらしたとおり、真実を知った母の、その後の変化が判りづらかったですよね。
アナがそんな状況なのに、とても大人なのが驚きでした。たった11歳、小学生なんですよね~?

環境が人を作る???
どっぷり、ぬるま湯に浸かってるうちの娘たち、少しは見習ったらどう?って思いましたわ(^^;

印象的だったのは、母を振り切って家族で海に行くシーンです。ようやく父の出番か、って(苦笑)
もちろん、他にもいいシーンいっぱいありましたが。

そして、愛に溢れたラストシーンは感動的でした。

  • posted by まっすう 
  • URL 
  • 2010.04/07 08:56分 
  • [編集]

.と~きっく さんへ 

お久しぶりですね~お元気でしたか?

> つるべ師匠の「ディア・ドクター」と言い「私の中のあなた」と言いピックさんとあたいは食いつく所が似ちょります。「私の…」も先日見たばっかし。

おお!!そうなんですか?(笑)
チョイスの好みが似てるのかもしれませんね。

> あたしだってかわいい息子のためなら今すぐにでもこの年老いた命差し出す事出来るけど、ほんでも姉の命を救うために妹をもうけるつうのはチョッと納得出来まへん。

私もこの妹を作るという行為には違和感を感じました。
子供は道具じゃないですもんね。
もちろん道具のつもりじゃないにしても結果的にはそういうことになってますしね、、、

> ピックさん、ウリカジョクのナムジャは3人ともサッカー命。長男は社会人で独立しちょります。次男は只今、就活中。棘の道は果てしなく続く。。。
> ダンナは大阪サッカー協会所属の2級審判員でおっさんになってもボール追っかけてまっせ~。

おお~!!ご主人もがんばってますね~
そういえば、次男も5月に審判講習受けるって言ってたなぁ~

> 特に次男君、いいね~。うちの次男も負けてへんけどもね…。ほんじゃあ、また アンニョン!

ご次男さんきっと楽しいお子さんなんでしょうね。
次男って何だか抜けてますが、かわいいですよね(笑)
また遊びに来てください♪
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.03/29 00:43分 
  • [編集]

ピックさん、こんばんは~
いつも楽しく読ませていただいてますです、ハイ。
つるべ師匠の「ディア・ドクター」と言い「私の中のあなた」と言いピックさんとあたいは食いつく所が似ちょります。「私の…」も先日見たばっかし。
あたしだってかわいい息子のためなら今すぐにでもこの年老いた命差し出す事出来るけど、ほんでも姉の命を救うために妹をもうけるつうのはチョッと納得出来まへん。
そこまでやるか~どんだけ~~て感じ。
んでも、とっても感動の一本でした。パチパチ
ピックさん、ウリカジョクのナムジャは3人ともサッカー命。長男は社会人で独立しちょります。次男は只今、就活中。棘の道は果てしなく続く。。。
ダンナは大阪サッカー協会所属の2級審判員でおっさんになってもボール追っかけてまっせ~。
韓流も好きだけどサッカーネタもチョアヨ。
特に次男君、いいね~。うちの次男も負けてへんけどもね…。ほんじゃあ、また アンニョン!

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