新・ドラマ囲炉裏の会

遊びに来てくださりありがとうございます。 好きなドラマの感想や、日々の徒然を書いています。

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不毛地帯



いやぁ~面白かった。

なんだかラストはしみじみしてしまった。

いつも思うけど、山崎女史の作品はホントに好き。
言いたいことがちゃんと伝わってくるし、そのメッセージを運ぶための人物設定に、ブレがない。
最後まで一貫した行動と信念を我々に伝えてくれるところが実に気持ちいい。

そして、そのメッセージを運んでくれた俳優たちの演技にも脱帽。
最後のセリフが全くない場面での唐沢氏の涙の演技、すごかったし、
退陣のあいさつをする原田氏の演技には、思わずもらい泣きをしてしまった。
フェードアウトしていく背中の演技を見せてくれた岸部氏にすら。。。(^_^;)

エンドロールでたずむ壱岐のあのシーンは、こういう風に繋がったのか。。
それもまた長く見た作品だったので感慨深かったし、
普通なら回想シーンってうざかったりするんだけど、
最初に見てから時間が経ってるせいか、すごく壱岐の気持ちに感情移入することができた。

余談だけど、この壱岐正、大日本帝国大本営参謀を務めた後、伊藤忠商事会長となった瀬島龍三氏がモデルと言われている。
石油の供給を求めて始めた戦争に負けた責任を、商売という新たな戦場の中で果たしていく、、、
その信念と情熱が、一つの方向を向いて揺るぎなく一貫していたのが、すばらしかった。
彼は昭和天皇から「瀬島は戦前戦後と大変御苦労であった。これからも体に気をつけて国家、社会のために尽くすように」とのお言葉を受け、大変恐縮し喜んだという。

そんな極めて男くさい社会を、山崎女史は女性でありながら、実にリアルに描くよね♪
ただ、一つ難点を言わせてもらえば、秋津千里の存在が中途半端だったような気がする。
彼女との接点が秋津中将の娘であることは仕方ないにしても、
壱岐の妻の死が、千里に揺れ始めていた壱岐の心に関係していたということが、
何となくずっと引っかかるんだよね。
彼女を壱岐の恋人という関係に発展させるのなら、せめて壱岐の妻の死とは関係ない女性であって欲しかった。
そうすると二人の恋にもう少し優しい目線で見てあげれたような気がするんだけど、、、

それと、壱岐の娘もまた鮫島の息子と結婚させなくても良かったのでは?(苦笑)
このへんは原作でもっと詳しく描いているのかもしれないけど、
今回の作品の中ではあまり必要なかったような気がした。

しかし、先に書いたように、堂々としたリーダーシップを発揮した大門社長があんなに落ちぶれていく様とか、
里井副社長の壱岐への男の嫉妬、滑稽なほどのライバル意識を持つ鮫島、
壱岐を尊敬してやまない部下兵頭など、
原田氏、岸部氏、遠藤氏、そして大好きな竹野内君、皆さん、すばらしかった
最初に方に出て死んじゃった防衛庁の川又@柳場氏も良かったなぁ~

そして何といっても唐沢氏。
彼は「白い巨塔」の時も脚本などは私は全然支持しなかったんだけど、
彼の財前役だけはとてもうまいと思った。
彼の作品を選ぶ姿勢が私はとても好きだ。
こういった古い時代の作品というのは、ともすれば若い人には敬遠されがちで、
実際視聴率もあまりとれなかったと聞いた。
自分がかっこ良く映ることを最優先する俳優(誰とは言わないが)がいる中で、
それでもメッセージ性の強いこういう作品に敢えてチャレンジし、、
そのメッセージを伝えていこうとする彼の役者としての姿勢はすばらしいと思う。
これからもぜひ、その七三が似合う髪型で、昭和の良き作品で演じ続けて欲しいな♪

またまた余談だけど、紅子役だった天海さん、とっても魅力的な女性だったけど、
彼女もまた○ヴィ夫人がモデルなのではないかという説もあるそうです\(◎o◎)/!

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*Comment

かよこさんへ 

> 手を合わせる壱岐に・・。 壱岐にとってシベリアが始めであり終わりでもあったのね。
> 商社マンとしての戦いは壱岐にとっては通過点にしか過ぎなかったのね・・だからあっさりと社長の座もすてたのね・・と、私なりに解釈してます。

そうなんでしょうね。
石油を供給する目的(戦争で果たせなかったことなので)が、商売で達せられたわけですから、壱岐としてはこれ以上するべき仕事はもう会社にはなかったんでしょうね。
山崎女史は、里見といいこの壱岐といい、信念の通った男を見事に描きますよね♪
 
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.03/19 01:14分 
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fukiさんへ 

> お久しぶりです。前に何度かコメントさせて
> もらったことのある、九州のfukiです。

お久しぶりです♪
「太陽の女」の時や「ポンダリ」のボムスでコメントしてくださいましたよね。
それに九州の話も…
お元気でしたか?

> みんなは唐沢さんを悪く言うことが多いけど、私は
> 大好きですね~まぁー普段とのギャップにも笑えますが・・

私は彼の普段のぶっ飛んだ感じも結構好きなんですよ(笑)

> ドラマの中で何度か、壱岐のセリフに涙したか
> わかりません・・会議のときに里井に石油の必要性
> を訴えたときには、何度も巻き戻して見ましたね~

昨日だったか、NGシーンをやってましたが、
ホントにセリフが長くて大変だったみたいですね~
彼が語るととても説得力があっていいです。
しかも、壱岐が動くと、すごいことをやっていても腹黒く見えないのがすごい(笑)

> 終盤はかなり鳥肌セリフが多くて、ジワリ涙を
> 何度も流しました。ついに瀬島龍三氏の本にまで
> 手をだした次第です。

へぇ~\(◎o◎)/!本も出てるんですか?
実際の彼は会長職までやってますよね。
なので、壱岐も数年社長を勤め、あとを兵頭に託して会社を去ればいいのに、
なんて思いながら見てましたよ。
だってあの段階で誰が社長を継いだのかなぁ~と心配になっちゃいました(苦笑)

> 唐沢さん、あれって全カツ?後ろが膨れてました?

アハハ、きっと全カツでしょうね(笑)

> 宿命というドラマにも力を入れてたのに、母の落ち
> には、開いた口がふさがらなかったですが・・

「宿命」も明日レビューアップします。
ものすごい変態レビューになっちゃいましたです(^_^;)
また良かったら読んでください。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.03/17 00:14分 
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sonisoniさんへ 

> 最終回よかったですね。鮫島が段々お調子者キャラになっていくのが笑えました。夫もこの日ばかりはドラマに間に合うように帰ってました。たまには若い人達にもこういうドラマじっくり見てほしいとオバサンは思うんだけど。お笑いやグルメ番組ばかりでなく。

ホントおっしゃる通りです。
こういうじっくり見れる2クール枠のドラマをもっとやってほしいですね~

鮫島のあのお調子キャラも最後はなんだかじんわりしましたね。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.03/17 00:04分 
  • [編集]

.同じく 

 
 最終回、感動しましたね!

>エンドロールでたずむ壱岐のあのシーンは、こういう風に繋がったのか。。

 私もこのシーンで涙がでました。嗚咽しながら
手を合わせる壱岐に・・。 壱岐にとってシベリアが始めであり終わりでもあったのね。
商社マンとしての戦いは壱岐にとっては通過点にしか過ぎなかったのね・・だからあっさりと社長の座もすてたのね・・と、私なりに解釈してます。

 
  • posted by かよこ 
  • URL 
  • 2010.03/16 16:13分 
  • [編集]

ひまひまさんへ 

> でもその後、妻の願いというのもあって鮫島の息子と娘を結婚させますが、よくまぁあの鮫島と親戚になれたな~とその辺りの気持ちは、ちょっと理解できませんが妻への罪滅ぼしなんだろうと理解しました。

なるほど、そうか!!
妻が娘の結婚を望んでいましたよね。
でも何もよりによって鮫島の息子じゃなくてもいいのに、、、
このあたりは「千万回」のような狭い人間関係だよね(笑)

> こういう骨太のドラマも時々見るのはいいもんですよね!

一本くらいは2クールかけてこういうドラマを作って欲しいよねぇ~
まだまだリメイクしてもいいような作品もあるだろうし…
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.03/15 18:24分 
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まっすうさんへ 

> 壱岐さん、仕事のことはスパっと決断できるのに、ああも女性に不誠実なのはどうかと(^^;
> っていうか、世の男性はああいう人が多いのかしら???

結局妻への気兼ねがあるので、千里に対しても中途半端なんでしょうね。
壱岐のような男って女からしたら罪深いかも。
だって千里への気持ちだって浮気じゃないわけですもんね。

> ま、そこを差し引いても、とっても見ごたえのあるドラマだったと思います!!!
> 最終回は私も泣けました~~~(T-T)
> 壱岐さんが大門社長に退陣を迫るシーンや、記者会見で「肩の荷が下りた」と涙するところとか。

大門社長が「おおきに~」というシーン良かったですよねぇ~
私もあそこで涙が出ました。

> ラストも「ああ、だから谷川さん死んじゃったのね」それで壱岐さんが後を継いだのか・・・
> って納得。

谷川さんの仕事を助けるか引き継ぐがするだろうな~とは思いながら見てましたけどね。

> そして、壱岐さんにとって戦争体験は、どんなに時が経ても決して薄らぐことのない出来事だったんだなぁ、って思いました。
> 私の実父も、赤道直下の島で、終戦後しばらくは捕虜となり(もちろん壱岐のような過酷な労働はしていませんが)すぐには帰国できなかったそうです。
> しっかり反戦も謳っているドラマでしたね。

ホントそうでした。
あのシベリアに眠っている兵士たちの遺骨を日本に持ち帰る、という仕事をなぜ国がしないのか、不思議に思えるほどでしたよ。
主人の父も中国で戦争に参加したそうです。
帰省するたびにその時の話を聞かされますよ。
その体験というのは決して忘れることができないことなのだと思います。

> そして、キャストの皆さん、どの人もと~っても素敵でした!
> 大好きな竹野内君はもちろん、鮫島でさえ、愛おしい(笑)
> 最後の「やめたとみせかけて、俺をだましてるんだろ~~~」←みたいなセリフ、とっても笑えた♪
> 鮫島あっての壱岐でしたねぇ!

鮫島の言葉を背中で聞きながら、少し笑った壱岐の顔が印象的でしたよね♪
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2010.03/15 18:20分 
  • [編集]

久々・・・ 

お久しぶりです。前に何度かコメントさせて
もらったことのある、九州のfukiです。

ほんと久々見ごたえのある作品に出会ったと
いうか、最近韓ドラも飽きてきてて、ここにきて
日本のドラマも捨てたもんじゃないと、一人まわり
の人たちに訴えていました。
最近韓ドラはあまりにも悪い人というか、意地悪
な人が多くて、嫌気がさしてました。

みんなは唐沢さんを悪く言うことが多いけど、私は
大好きですね~まぁー普段とのギャップにも笑えますが・・
ドラマの中で何度か、壱岐のセリフに涙したか
わかりません・・会議のときに里井に石油の必要性
を訴えたときには、何度も巻き戻して見ましたね~
終盤はかなり鳥肌セリフが多くて、ジワリ涙を
何度も流しました。ついに瀬島龍三氏の本にまで
手をだした次第です。
回想シーンの時は、あんなに若かったんだ~って
時の流れを感じたり・・
唐沢さん、あれって全カツ?後ろが膨れてました?

宿命というドラマにも力を入れてたのに、母の落ち
には、開いた口がふさがらなかったですが・・
「不毛地帯」は本当におもしろかったです!
やはりこういう原作のしっかりした大作をこれからも
2クールぐらいでやってほしいものです。
おじゃましました。
  • posted by fuki 
  • URL 
  • 2010.03/15 15:37分 
  • [編集]

.じっくりと 

最終回よかったですね。鮫島が段々お調子者キャラになっていくのが笑えました。夫もこの日ばかりはドラマに間に合うように帰ってました。たまには若い人達にもこういうドラマじっくり見てほしいとオバサンは思うんだけど。お笑いやグルメ番組ばかりでなく。
  • posted by sonisoni 
  • URL 
  • 2010.03/15 11:36分 
  • [編集]

.面白かったね~ 

ひまひまも気になっているのは、みなさんがおっしゃってる「壱岐の妻の死」これは、奥さん無念だったろうな~と思ってます。

でもその後、妻の願いというのもあって鮫島の息子と娘を結婚させますが、よくまぁあの鮫島と親戚になれたな~とその辺りの気持ちは、ちょっと理解できませんが妻への罪滅ぼしなんだろうと理解しました。

まっすうさんもおっしゃっているとおり、大門社長へ退陣を迫るところなど、最終回はひまひまも見ていて、こみ上げるものがありました。

こういう骨太のドラマも時々見るのはいいもんですよね!
  • posted by ひまひま 
  • URL 
  • 2010.03/15 00:48分 
  • [編集]

完走~~~(^^)v 

こんな堅い(暗い)ドラマを最後まで観たのは、すごく久しぶりのような?

とても面白かったです!
唯一、女性問題を除いては(苦笑)
もちろん、奥様が一番可哀想なんですが、千里もあまりにも“日蔭の女”すぎて気の毒でした。
壱岐さん、仕事のことはスパっと決断できるのに、ああも女性に不誠実なのはどうかと(^^;
っていうか、世の男性はああいう人が多いのかしら???

ま、そこを差し引いても、とっても見ごたえのあるドラマだったと思います!!!
最終回は私も泣けました~~~(T-T)
壱岐さんが大門社長に退陣を迫るシーンや、記者会見で「肩の荷が下りた」と涙するところとか。

回想シーンも、ピックさんのおっしゃるとおり、普通はもういいよ、って感じなのに、このドラマでは懐かしさが込み上げてきて、胸が詰まる感がありました。

ラストも「ああ、だから谷川さん死んじゃったのね」それで壱岐さんが後を継いだのか・・・
って納得。
そして、壱岐さんにとって戦争体験は、どんなに時が経ても決して薄らぐことのない出来事だったんだなぁ、って思いました。
私の実父も、赤道直下の島で、終戦後しばらくは捕虜となり(もちろん壱岐のような過酷な労働はしていませんが)すぐには帰国できなかったそうです。
しっかり反戦も謳っているドラマでしたね。

そして、キャストの皆さん、どの人もと~っても素敵でした!
大好きな竹野内君はもちろん、鮫島でさえ、愛おしい(笑)
最後の「やめたとみせかけて、俺をだましてるんだろ~~~」←みたいなセリフ、とっても笑えた♪
鮫島あっての壱岐でしたねぇ!




  • posted by まっすう 
  • URL 
  • 2010.03/14 23:24分 
  • [編集]

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