新・ドラマ囲炉裏の会

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白蓮事件

伝右衛門邸


先日、母が町内会のツアーで、福岡県にある『旧・伊藤伝右衛門邸』に行ってきた。
筑豊の炭鉱王であった伊藤伝右衛門氏の邸宅で、敷地は2300坪にも及び、
地元では赤銅御殿と呼ばれる大豪邸。

まあ、このあたり、こういう地方財閥が何件かある土地柄なので、
(前総理もこのあたりのご出身のはず、、、)すばらしかったばい!!と興奮する母に、
適当に相槌をうちながら聞いてたんだけど、
その伝右衛門(敬称略)の妻、白蓮(敬称略)の話になってからは、
そのスキャンダラスな内容に身を乗り出して聞いてしまった、、、

『白蓮事件』、、、

ご存知の方もたくさんいるかも、、
(知らないの、私だけだったら恥ずかしいけど。。。)

まず、伊藤伝右衛門という人、、、
万延元年(1860年)、極めて貧困の家の長男として生まれ、
学校にも行けず、字も読めず大変苦労した幼少期を過ごしたんだけれど、
父、伝六の炭鉱開発をきっかけに坑主の道をすすみ、銀行取締役や
衆議院議員となり、大成功した人物。

一方、妻の柳原子(白蓮)、、、

白蓮


大正天皇生母の兄弟である父と、柳橋の芸子を母に持ち、
庶子とはいえ伯爵家に生まれ、大正天皇の従妹に当たる家柄の娘で、
生後7日目で引き取られた、というから、伝右衛門とは正反対に、
何不自由なく、文字通りお姫様のような生い立ちだっただろう。

そんな子にとっての波乱万丈の幕開けとなる最初の試練は、14歳の時、
子爵家に嫁ぎ、15歳で男の子を生む。
しかし、障害のあった夫との結婚生活は、5年で破たんし離婚。
その後、女学校に入寮し、短歌などに目覚めていく、、、

伝右衛門と出合ったのは27歳の時、
すでに財をなし名門と縁を結びたかった伝右衛門と
貴族院に出馬したい子の兄の思惑が一致して、再婚させられる。

名門華族と飛ぶ鳥落とす勢いの炭鉱成金の結婚ということで、
当時のマスコミは“黄金結婚”と大いに祝福し、宮様のような女性を妻に迎えた伝右衛門は、
福岡市天神と別府市青山に屋根を銅で葺いた別邸(どちらも赤銅(あかがね)御殿と呼ばれた)を建て、
子を迎え入れた。

こうして子は「筑紫の女王」と呼ばれるようになった。しかし複雑な家族構成に悩まされる。
伊藤家には妾の子、父の妾の子、妹の子、母方の従兄妹などが同居していた。
また数十人もの女中や下男や使用人たちもいた。伝右衛門は何人もの妾がいたが、
京都妻のサトの妹のユウにまで手を付けた。ユウは女中見習いとして幸袋の屋敷にいたが、
伝右衛門の手が付いたことから子はユウをあてがう形となった。
後年、白蓮は、夫を挟んで夫の妾と3人で布団を並べていたこともあると告白している。
そんな懊悩、苦悩を子はひたすら歌に託し「心の花」に作品を発表しつづけた。
(一部Wikipediaから抜粋)

この布団挟んでってのが、びっくり
変態会長としては読み流せない話なんだけど、「華麗なる一族」でもこういう話が出てきたし、
昔の男ってこういう趣味の人多かったんだろうか、、、(^_^;)

そんな煩悩の中で出会った男性が宮崎龍介。
文盲の夫で、妾と一つ屋根の下で暮らさなければならなかった子にとって、
帝大出のインテリ記者である宮崎と燃えるような恋に陥ったであろうことは想像に難くない。
白蓮は(子)龍介と何度も逢瀬を重ね、やがて妊娠する。

そしてここから白蓮がすごいのは、大正10年、彼女は伝右衛門と上京した機会に姿を消してしまう。
つまり、当時の新聞の表現を借りると「情人の許へ走った」わけだ。
そして『私は金力を以つて女性の人格的尊厳を無視する貴方に永久の訣別を告げます。
私は私の個性の自由と尊貴を護り且培ふ為めに貴方の許を離れます』

という公開絶縁状を堂々と新聞に掲載した。

姦通剤がまだまかり通った時代に、である。
伝右衛門と白蓮との間に、夫婦としての情なり憎しみなり、どんなものがあったかはわからない。
だからこの新聞掲載の是非は置いとくことにして、
またこの後の事後処理で、伝右衛門が白蓮を告訴することなく
あっさりと離縁したことを褒めたたえる資料も全面的には信じないでおこうと思う。

何にしても、離婚が成立した白蓮は、結核を患った夫宮崎を介抱しながら、
女手一つで、文壇生活を続けていくことになる。
しかも、後にその二人の間の息子が戦死し、彼女自身、緑内障を患い失明までしてしまう。
しかし、多くの不幸を抱えながらも、病が治った宮崎は弁護士として成功し、
失明した彼女を支え、生涯彼に見守られながら、白蓮は81歳でその一生を全うする。

潔く白蓮を離縁した伝右衛門は、その後再婚せず、子供もないまま、88歳で天寿を全うした。

いやぁ、、、なんかすごい話でしょ?
林真理子さんが小説にしてるみたいだけど、映像化はされてないみたい。
こんなドラマチックな話、ぜひぜひドラマ化、あるいは映画化してほしいな。
できれば松たかこさんが白蓮役で(笑)

屋敷内には、その当時、九州初の水洗トイレもあるんだって♪
贅を極めた男の行き着く先の哀れさと、
金より愛に走った姫様の奔放さ、
実にスキャンダラスだけど、大正時代だからこその粋な事件とも言える。

現在、その赤銅御殿が修復中とのこと、
公開になったら実家に帰った時に見に行ってみようかな♪
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*Comment

アビーさんへ 

> 年齢的にみても、ヘギョンのような役に再挑戦してほしいと思います。

ですよね。
ただ、ああいった大作、なかなかいい脚本が生まれないのかもしれませんね。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.10/24 16:19分 
  • [編集]

そうです! 

>本人はそっちの方が好きなのかな(苦笑)

「ソウル」のヘギョン役、とても似合っていましたが
本人は相当きつかったのかもしれませんね。

年齢的にみても、ヘギョンのような役に再挑戦してほしいと思います。
ウンヒョク役との共演作「大韓民国の弁護士」では、2人揃って期待はずれでした。v-409
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.10/21 23:15分 
  • [編集]

アビーさんへ 

> 地元九州なので、新聞に特集が連載されてただけですよ。

そうなんですか、、、
やはり地元では有名なスキャンダルなんですね。

> 顔立ちはもちろんですが、芯の強さや凛とした雰囲気が素敵な女優さんです。

ヘギョン役の女優さんは、ソウルだけですよね、ああいう凛とした役は。
あとはミーハーなアイドル系の役が多いです。
本人はそっちの方が好きなのかな(苦笑)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.10/21 20:28分 
  • [編集]

ピックさんへ 

地元九州なので、新聞に特集が連載されてただけですよ。
美しい写真入りなので、つい引き込まれて読みました。

>彼女とかヘギョン@ソウルは、戦後の焼け跡が妙に似合うんですよね。
すすがついた顔でも美しいというか、、、

ホント、そうですね。
顔立ちはもちろんですが、芯の強さや凛とした雰囲気が素敵な女優さんです。
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.10/11 16:02分 
  • [編集]

かめさんへ 

 
 お久しぶりです。お元気でしたか?

  >「近くの妻より近くの人妻?」(^^;)
 
 高田純次ワールド、炸裂ですね!(笑)
  • posted by かよこ 
  • URL 
  • 2009.10/11 08:57分 
  • [編集]

かめさんへ 

> すごいスキャンダルがあったもんですね。
> 歯止めが効かなくなると、ここまで行ってしまうものなんですね(-_-;)

すごいですよねぇ~
なんか白蓮を一時的に閉じ込めて、自分以外誰も彼女に接触できない座敷牢みたいな部屋も残っていたそうです。
その部屋が一面銀でできていたとのこと、、、
ホント、金持ちのすることは、スケールが違いますよね(^_^;)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.10/10 23:25分 
  • [編集]

かよこさんへ 

>  あります! 手元に・・・。 その本。
> 私の大好きな作家、林真理子氏。「白蓮れんれん」で吉川栄治文学賞を
> 受賞してます。 読もうと思ってる矢先に韓流にはまり、そのまんま(笑)
> エッセイは読んでるんだけど・・

ぜひ読んで面白かったら教えて。
私も読んでみようと思います。

>  私も行ってみたいな 旧・伊藤伝右衛門邸
> 「布団挟みの間」とかあったりしてね(笑)

アハハ、ありそう(笑)
しかしこのあたりで私は生まれたんだけど、すさまじく田舎だよ(^_^;)
そんなところで良ければいつでもご案内します(笑)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.10/10 23:21分 
  • [編集]

アビーさんへ 

> 松たか子さんに一票!
> 彼女って、こういう性格と時代がとても似合いそうな女優さんですね。
> 「ヴィヨンの妻」もいい感じです。

ですよね~あのCM見るだけでもすごく視聴意欲がわきます。
彼女とかヘギョン@ソウルは、戦後の焼け跡が妙に似合うんですよね。
すすがついた顔でも美しいというか、、、

> 柳原白蓮について、凡そのことは知ってましたが
> 詳しい記述、勉強になりました♪

やはりご存知でしたか?
さすがですね~
私は全く初耳でした(^_^;)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.10/10 23:19分 
  • [編集]

シラナンダ・・・ 

すごいスキャンダルがあったもんですね。
歯止めが効かなくなると、ここまで行ってしまうものなんですね(-_-;)

かよこさんへ、
「近くの妻より近くの人妻?」(^^;)
  • posted by かめ 
  • URL 
  • 2009.10/10 11:17分 
  • [編集]

行ってみたいな~~ 

 
 あります! 手元に・・・。 その本。
私の大好きな作家、林真理子氏。「白蓮れんれん」で吉川栄治文学賞を
受賞してます。 読もうと思ってる矢先に韓流にはまり、そのまんま(笑)
エッセイは読んでるんだけど・・

 しかし、昔の殿方はすごいですな。 
不倫だ、ダブル不倫とか現代のそれとはスケールが違いますもん。

 私も行ってみたいな 旧・伊藤伝右衛門邸
「布団挟みの間」とかあったりしてね(笑)

 スイッチが入ったので「白蓮れんれん」 読みます!!
  • posted by かよこ 
  • URL 
  • 2009.10/10 01:03分 
  • [編集]

Re: 白蓮事件 

松たか子さんに一票!
彼女って、こういう性格と時代がとても似合いそうな女優さんですね。
「ヴィヨンの妻」もいい感じです。

柳原白蓮について、凡そのことは知ってましたが
詳しい記述、勉強になりました♪
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.10/09 19:57分 
  • [編集]

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