新・ドラマ囲炉裏の会

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おくりびと

おくりびと [DVD]おくりびと [DVD]
(2009/03/18)
本木雅弘広末涼子

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監督 滝田洋二郎
出演 本木雅弘、広末涼子
2009年 日本

★★★★★

いやぁ~えてして前評判がいい作品は裏切られるものだけれど、
とても良かった。
日本人が持つ美に対する価値観を「死」というテーマを通して、
とても良質に描いた作品。

こういう作品を見ると、日本人ていいなぁ~
日本のこだわりって美しいなぁ~と思えて嬉しかった。
アカデミー賞外国映画賞に輝いたのも頷ける。



おくりびと

冷たくなった人間に永遠の美を与える、それが納棺師。

まずは本木氏演じる納棺師のその納棺技術に脱帽する。
その所作は実に美しく、本編の言葉を借りると静謐ですらある。
遺体の尊厳を最期のその時まで守り、死への門出を美しく飾って送り出すその過程は、
人生の転機、たとえば成人式や結婚式、のような行事を思い出させた。
死もまた門出であるという火葬場の男性が言うように、
決して会えない別れではあるけれど、遠くに旅立つってことなんだよね。

納棺師の仕事とチェロを演奏する主人公の画面が交互に流れるのも良かった。
チェロ演奏者となることを挫折した主人公が、はからずも全然違う仕事に就いたのに、
逆にチェロを弾く機会が生活の中で多くなる、
という巡り合わせも、人生って何がどういう風に関わってくるかわからないという気がして、
人生の厚みを感じさせた。

山崎氏、余さん、杉本氏、そして意外に苦手だった広末さんもとても良かった。
でもやっぱりモックン、ホントにいい演技をする役者になったなぁ~
日本人には珍しくセクシーな色気も演じられる彼だから、
今後もとても楽しみ♪
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*Comment

アビーさんへ 

> 宗派ではなく、葬儀屋さんに
> あの技術(と呼んでいいのか?)を持つ人がいるかどうかだと
> 思いますが、いかがでしょう?

なるほど、そうなのかも。
父も祖母も同じ葬儀屋さんだったのかもしれませんね。
今度聞いてみようっと♪

いずれにしても死んだあととはいえ、私は娘がいないので、
老いさらばえた体を息子たちにさらしたくないと思っていたので、
ちゃんと納棺してくれるところ、予約しとこうかな?(^_^;)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.04/22 18:37分 
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まっすうさんへ 

> うちは娘2人とも、ピアノ&吹奏楽をやっていたので、常に身近に音楽があり、この映画でも音楽の素晴らしさに感動しました~。

いいですねぇ~お嬢さんたち、吹奏楽とピアノなんてとても素敵♪
うちは、私が弾いていたピアノ、誰も弾き手がいなくて埃りかぶっています(^_^;)
どちらかにはピアノ習って欲しかったんですけどね、、、

  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.04/20 22:27分 
  • [編集]

そうですねぇ~ 

>その辺の差は素人の私にはまったくわかりませんが

私も、わかりません。
ただのフィーリングです。

>宗派にも関係あるのかも。

宗派ではなく、葬儀屋さんに
あの技術(と呼んでいいのか?)を持つ人がいるかどうかだと
思いますが、いかがでしょう?
うちの場合、葬儀屋さんの職員がやって下さいました。
因みに、うちは曹洞宗です。
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.04/20 08:33分 
  • [編集]

agateさんへ 

> モックン…とはもう気軽に呼べない感じの、演技でしたね~。
> 私も前評判がよかったから、どうなんだろ?と思いつつ、観はじめたんですが、様式美というか、所作の一つ一つが無駄がなく、美しくてくぎづけになりました。

そうでしたよね。
ホントに無駄がないんですよね。
以前、母に茶道を習ったとき、茶道のお手前はちゃんと意味があるのだと教えてもらいました。
この納棺の所作もちゃんとひとつひとつに理由があって行われているように見えました。
それってご遺体に対しても礼を尽くしていることになりますよね。

> 最近、邦画が面白いですね♪

ドラマもそうですね。なんだか勢いがあるような気がします。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.04/19 23:41分 
  • [編集]

アビーさんへ 

> 本木雅弘さんの弦を押さえるしぐさや
> ボウイングがとてもサマになってましたよね。
> きっと、猛練習したんでしょうね。
> 解散したとは言えプロオケの団員だったわけですから
> 素人の趣味レベルに見えちゃまずいですもんね。

その辺の差は素人の私にはまったくわかりませんが、
それでもとても素敵に見えました。
もちろん中井さんも良かったですよ♪

> ご実家も脱脂綿納棺なんですか?
> この様式は、あっちこっちで点在してるようで地域との関連性は無さそうですね。

そういえば、祖母もそうでした。
でも母方叔父や祖母などは違ってましたねぇ~
宗派にも関係あるのかも。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.04/19 23:38分 
  • [編集]

ピンさんへ 

>
> 都会を離れのどかな田舎の風景と、本木の演じる納棺士
> の変化が、心に残るものでした。

彼の心の変化が田舎の風景の中で自然に描かれてるのがとても良かったですよね。


> 日頃、都会の喧騒の中で暮らしている私にとって、
> 同じ一日の時間が、全く違う流れで動いているような
> 感じがして、価値観を含めて 根本のところに引き寄せられたような気がしました。


すてきな感想です。
おそらくその『根本』部分が都会で暮らしてる人間にも田舎で暮らしてる人間にも
共通に引き寄せられる価値観なのだと思います。
それが全世界の人々をこの作品が魅了した理由なのかもしませんね。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.04/17 01:11分 
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私も見ました~☆ 

じんわり、いい映画でした♪

うちは娘2人とも、ピアノ&吹奏楽をやっていたので、常に身近に音楽があり、この映画でも音楽の素晴らしさに感動しました~。
さすが、久石さんですねっ!
大自然とチェロの音楽がなんてマッチしてるのでしょう!
あ~あそこで観客になりたいわ~なんて、思ってしまったもの。

そして極めつけ、納棺の所作の美しさといったら!!!
皆様おっしゃるとおり、釘付けになりますね。
特典映像の『納棺の儀』まで、マジマジと見てしまいましたよ(笑)
  • posted by まっすう 
  • URL 
  • 2009.04/15 11:46分 
  • [編集]

しみじみ良い作品でしたね 

モックン…とはもう気軽に呼べない感じの、演技でしたね~。
いい役者さんになりましたよね(^_^)

私も前評判がよかったから、どうなんだろ?と思いつつ、観はじめたんですが、様式美というか、所作の一つ一つが無駄がなく、美しくてくぎづけになりました。

納棺が、単なる作業ではなくて、一つの通過儀礼的に感じられましたよね。

原作というか原案?の『納棺夫日記』の中に、あるおばあさんが、自分の時もお願いしますと言うくだりがあるんですが、ちょっとその気持ちがわかりましたよ。

最近、邦画が面白いですね♪
  • posted by agate 
  • URL 
  • 2009.04/15 09:27分 
  • [編集]

そうですね♪ 

>知的な雰囲気になるからでしょうか、、、
ピアニストより好きだなぁ~
それに本木氏の指がまた美しかったですよね。

本木雅弘さんの弦を押さえるしぐさや
ボウイングがとてもサマになってましたよね。
きっと、猛練習したんでしょうね。
解散したとは言えプロオケの団員だったわけですから
素人の趣味レベルに見えちゃまずいですもんね。

その点、「風のガーデン」の中井貴一さんは、
アマチュアオケ出身の設定だったので気楽だったでしょう。

指って意外にも 「男性美」 を感じさせるんですよねぇ。v-10


>私の父がまさにそうでした。
私は東京からかけつけてそのいわゆる「着付け」の時には立ち会えなかったんですが、

ご実家も脱脂綿納棺なんですか?
この様式は、あっちこっちで点在してるようで地域との関連性は無さそうですね。
着付けというより、覆うだけです。
背中側は見えないので、浴衣のままです。
厳しく言えば、インチキ(?)ですよね。
それでも、着のみ着のまま無造作に棺に入れられるよりは「心」がありましたよ。
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.04/14 23:45分 
  • [編集]

アビーさんへ 

> そして、銭湯のおばあさんを清める夫の仕事ぶりを見て、理解し納得するプロセス(でき過ぎなタイミングですが)も良かったですね。

確かに若干タイミング良すぎでしたが(笑)
でもたとえそうだとしても、グッとくる演出は、やはり納棺師の技術の美しさなのかなぁ~

> チェロを弾く男性って、色気があって官能的ですらありますね♪

ですよね。
知的な雰囲気になるからでしょうか、、、
ピアニストより好きだなぁ~
それに本木氏の指がまた美しかったですよね。


>脱脂綿を使って瞬く間に法衣を作り、遺体の上から覆って、あたかも着ているがごとく見せるものでした。
純白の脱脂綿の芸術には目を見張りました。
草鞋なども脱脂綿で作って履かせるんですよ。

私の父がまさにそうでした。
私は東京からかけつけてそのいわゆる「着付け」の時には立ち会えなかったんですが、
とても美しい脱脂綿の法衣をまとっていました。
ちょっとサンタさんを連想させて、かわいくさえありましたよ(苦笑)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.04/14 23:29分 
  • [編集]

良かった~ 

のどかな自然の中で、人間の尊厳と生き様を
見事に描いた作品でした。

初めて納棺に立ち会ったときの戸惑いから、人間の
魂のおもみを受け止めた納棺士へと変わっていく
その姿を自然に、見事に演じていましたね。

生き方について考えさせられた映画でした。

都会を離れのどかな田舎の風景と、本木の演じる納棺士
の変化が、心に残るものでした。

日頃、都会の喧騒の中で暮らしている私にとって、
同じ一日の時間が、全く違う流れで動いているような
感じがして、価値観を含めて 根本のところに引き寄せられたような気がしました。

さすが、世界が認めた作品でした。
  • posted by ピン Pin 
  • URL 
  • 2009.04/11 14:00分 
  • [編集]

エンドロール 

私としたことが、エンクレを見忘れて電源オフにしてました。

それで、今、慌てて見直しましたが
本木さんの動きの流れるような美しさには厳粛な気持ちになりました。
納棺師に手のよって死出の旅路につける人は
まだまだ少ないでしょうが、葬儀屋さん同様に大切なお仕事ですね。

主人公の父をぞんざいに棺に入れ(納めるとは言えない)ようとした
葬儀屋さんがいましたね。
直近で見たのは、ほとんどあのやり方でした。(-_-;)
2年前の実家の父の場合は、納棺師の所作とは違いますが
浴衣姿のまま棺に納めたあと、
脱脂綿を使って瞬く間に法衣を作り、遺体の上から覆って、あたかも着ているがごとく見せるものでした。
純白の脱脂綿の芸術には目を見張りました。
草鞋なども脱脂綿で作って履かせるんですよ。
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.04/11 00:22分 
  • [編集]

これはオススメ!!! 

ゆっくりした気分のときに見ようと、とっておいた「おくりびと」。
公開時に見に行ったダンナから、さんざんネタバレされていたので、
感動がそがれるんじゃないかと懸念していましたが
なかなかどうして、何度も泣きそうになりましたよ。

初めての仕事が傷んだ遺体で反射的に「えずく」ところ
夫の仕事を知った妻が「けがらわしい!」と叫ぶところ
どちらも、拒否感の描き方としては適切だと思いました。
そして、銭湯のおばあさんを清める夫の仕事ぶりを見て、理解し納得するプロセス(でき過ぎなタイミングですが)も良かったですね。

>納棺師の仕事とチェロを演奏する主人公の画面が交互に流れるのも良かった。
チェロ演奏者となることを挫折した主人公が、はからずも全然違う仕事に就いたのに、
逆にチェロを弾く機会が生活の中で多くなる、
という巡り合わせも、人生って何がどういう風に関わってくるかわからないという気がして、
人生の厚みを感じさせた。

この演出、とても好きでした。
チェロを弾く男性って、色気があって官能的ですらありますね♪

>そして意外に苦手だった広末さんもとても良かった

私も、広末さんがかなり苦手なのですが、この映画に限っては自然な演技だったと思います。

納棺の一連の動きは、茶道のような美しさと静けさに満ちていましたね。
本当に、久しぶりに邦画の秀作を見たという思いでいっぱいです。

☆妊婦は、下半身を冷やしたらいかんよ~と突っ込みも入れつつ・・・河原のシーン、薄いストッキングが寒そうでハラハラしまた。  
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.04/10 11:40分 
  • [編集]

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