新・ドラマ囲炉裏の会

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クライマーズ・ハイ


監督 原田眞人
出演 堤真一、堺雅人
2008年 日本

★★★★

さすがブルーリボン賞作品賞受賞だけあって、とても面白かった。
迫力や緊張感のある演技も素晴らしかったし、
新聞報道の裏側、想像もつかないような内部の軋轢や対立は、
すごく刺激的だったし、とても興味をそそられた。

ただ、一つだけ気になったことがある。

下りるために登る、、、

悠木の仕事仲間であり、山仲間でもある安西の台詞。
果たして、映画の中でこの安西の言葉への解答があったのだろうか、、、


興奮状態が極限にまで達して、恐怖感などが麻痺してしまう状態、、、
それがクライマーズ゙・ハイだという。
登山のこういう状態になぞらえて、、悲惨な大事故ほど「ハイ」になる新聞記者のそれを、
クライミングのカットシーンを挿し入れながら、実に効果的に見せてくれたんだけど、
その「ハイ」が醒める瞬間、というか、我に返るきっかけが弱い気がした。

未曾有の大惨事となった日航機墜落事故という状況の中で、
平常心を失っていく記者たち、
墜落の原因をスクープできる最大のチャンスをつかんだ悠木は、
そのハイのマックスの時に、『下りて』しまう。
その『下りる』という行為、
それがいわゆる「ハイ」の醒めた瞬間ということなのだろうけれど、
じゃ、なぜ醒めたのか、
そのスクープが、絶対的な裏づけのあるものではなく、
誤報の恐れがあったから、、、
そう、視聴者に見えたのが、唯一残念だった。

クライマーズ・ハイが醒める瞬間を、私はもっと別のものを期待していた。
もう少しベタのものを、、、
新聞記者の基本みたいな。。。
そう、佐山が最後に読んだ被害者の遺書のコピーみたいなもの、、、
悠木が大スクープより、失われていく命の尊さに向ける優しい目線、
そういう選択に期待していた。
安西が最初に言った言葉、これも解釈がとても難しいんだけど、
そういうことなんじゃないかという気がする。
基本に立ち返ること、、、
もちろんそれは誤報を避ける、ということも大切かもしれないけれど、
なんかもっと技術的なことじゃなくて、精神的なベースで、見せてもらいたかった。
地方新聞にしかできないこと、遺族の立場に立つ報道、、、

最終的にはそこを謳った作品だったと思うので、
そのタイミングが合ってなかったのがとても残念。
あの最大のスクープを下りる理由が、この映画のテーマだと思うから…

悠木父子の関係は、正直、わかりづらかったな、、、

でも「大久保連赤」とか、雑感とか、抜きネタをうつ、とか、
業界用語?がガンガン出てくる臨場感はすごかった!
邦画なのに、字幕ありで見たし(苦笑)

『下りるために登る、、、』

下りることができるのは、必死に登ったものだけ、、、
悠木の選択が、安西への解答だと思いたい。
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*Comment

アビーさんへ 

> ピックさんは50肩かもしれませんが
> 60肩ってあったっけ?

40肩っていうのもありますよね?
うちはダンナが今まさに50肩です。
左手がうまく上がらないと言ってました。
整形外科で電気治療に毎週通ってますよ。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.02/16 21:46分 
  • [編集]

アビーさんへ 

> 安西がクモ膜下出血で倒れる前ふりとして、
> 呂律をまわらくしたという説もありますね。(苦笑)
> 声そのものもボソボソしてましたよね。

ああ、なるほど、、、
そう考えると自然ですね。
高嶋氏、なんであんなに活舌悪いんだろうって最初不思議でしたからね。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.02/12 07:48分 
  • [編集]

あっしもだす 

>私は肩こり、首こりがひどいので

私も、右側の首から肩、腕、指にいたるまで
こりまくりです。
寝つきが悪くなるほどこってますよ。
それでも、気が向いたら稀に映画館に行くんだよね。

ピックさんは50肩かもしれませんが
60肩ってあったっけ?
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.02/12 00:34分 
  • [編集]

アビーさんへ 

> >家定もアフタースクールも 演技がいつも何となく同じに感じちゃうのが、少し残念な気がするんですが

> だからこそ、この映画での彼が新鮮に見えました。

なるほど、確かにそうですね。
あの帰社したときの彼の目の演技は、鬼気迫るものがありました。

> 感動して映画館を後にする作品に巡り合いたいです。
> 使ったお金と時間に見合う映画って、少ないですねぇ。

映画館で見たほうが臨場感など味わえていいのでしょうが、
私は肩こり、首こりがひどいので、同じ姿勢で長時間見るのが苦痛なんです。
だからどうしてもDVD視聴になってしまうので、
あまり時間を無駄にしたなって思うことはないですが(早送りできるので^^;)
でも、そんな中でも「奴」はひどかったですね(苦笑)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.02/11 20:23分 
  • [編集]

狙いかぁ~! 

安西がクモ膜下出血で倒れる前ふりとして、
呂律をまわらくしたという説もありますね。(苦笑)
声そのものもボソボソしてましたよね。
  • posted by アビー7 
  • URL 
  • 2009.02/11 09:04分 
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アビーさんへ 

> ひまひまさんが指摘されているように
> 声が聞き取りにくかったですね。
> 安西の台詞が、特に聞き辛かったです。

ひまひまさんのレスにも書きましたが、
作り手側の狙いもあったようです。
特に安西の最初の台詞は、この映画のテーマに触れることなので、
余計わかりにくくしたとか、、、
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.02/11 07:39分 
  • [編集]

ひまひまさんへ 

> この映画、ひまひまは試写会でみました。
> 今思いだせるのが、とにかく映画館で見たのに声が小さく聞きづらかったこと・・・(こんなことが一番の記憶なんて・・)

これ、臨場感やリアル感を出すために特に分かりづらくしたらしいですよ。
監督のインタビューか何かで言ってました。
でもわかりづらかったら、映画館の場合、字幕もないね(-_-;)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.02/11 07:38分 
  • [編集]

なかなか無いですね。 

>家定もアフタースクールも 演技がいつも何となく同じに感じちゃうのが、少し残念な気がするんですが

だからこそ、この映画での彼が新鮮に見えました。

>全体的に息子との確執を描く必要性があったのかどうか

映画の趣旨からして、サイドストーリーにもなってないと思います。(浅読みの私には分りかねました。)

感動して映画館を後にする作品に巡り合いたいです。
使ったお金と時間に見合う映画って、少ないですねぇ。
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.02/10 21:04分 
  • [編集]

アビーさんへ 

> でも、なんだか中途半端な幕引きでガッカリでしたね。
> 意味不明なところもありました。
> 想像に委ねるという手法は、効果的な場合もありますが
> この映画では、残念と言うしかありません。

最後のシーンはホントにいらなかったかなと思いますね。
全体的に息子との確執を描く必要性があったのかどうか、、、

> 唯一、「笑顔で全ての感情を表現する俳優」と言われている堺雅人の怒り剥き出しの演技が印象的でした。

確かに彼のあの白目むき出しの演技はすごかったです。
ただ、彼のあの少し軽めの台詞の言い方など、家定もアフタースクールも
演技がいつも何となく同じに感じちゃうのが、少し残念な気がするんですが…
(まあ、それが個性ってことかもしれませんが)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2009.02/10 19:50分 
  • [編集]

確かに 

ひまひまさんが指摘されているように
声が聞き取りにくかったですね。
安西の台詞が、特に聞き辛かったです。
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.02/08 19:02分 
  • [編集]

いかにも 

この映画、ひまひまは試写会でみました。
今思いだせるのが、とにかく映画館で見たのに声が小さく聞きづらかったこと・・・(こんなことが一番の記憶なんて・・)

ただ、見て思ったのはいかにも原田監督作品だな~と思い見たことも覚えています。
ひまひまは「突入せよ!「あさま山荘」事件」を彷彿とさせる、ゆっくりと時間を追った撮り方は、ドキュメンタリーのようで、嫌いではなかったです。

正直、期待ハズレ 

日常に起こりうる不幸なので、
飛行機墜落を扱った小説、ドラマ、映画は敬遠してましたが、
好きな男優が2人も出ているのに惹かれ、かなり期待して映画館に行きました。

でも、なんだか中途半端な幕引きでガッカリでしたね。
意味不明なところもありました。
想像に委ねるという手法は、効果的な場合もありますが
この映画では、残念と言うしかありません。

しかも、あのラストはなんじゃらほい?

近頃、映画館まで出かけていって見た映画にアタリ!は無いなぁ。(・・,*)

唯一、「笑顔で全ての感情を表現する俳優」と言われている堺雅人の怒り剥き出しの演技が印象的でした。
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2009.02/07 10:49分 
  • [編集]

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