新・ドラマ囲炉裏の会

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白い巨塔 13


白い巨塔13-1


個人的な事情や意図を患者の治療に介入させないこと、
これは国民がすべての医師に求める注意義務です。

ジュンヒョク(財前)の過失、、、

それは普通に真面目に医師をやっていたかどうか、というただこの一点。。。
しかし、それは小学生が忘れ物を連絡帳で確認しなかった、、というのと
同じレベルのミス。
それを認めたくないジュンヒョクは、別の土俵で原告と闘おうとする。。。
その裁判を見ていて、何だか不思議な気がした、、、


要は、肺の生検を財前がしなかったこと、、、
それが注意義務違反であるか、それとも医学的に妥当な処置であったのか、、、

オ学会長の鑑定証言でも言っているように、
その陰影が1センチ未満であるなら、それは転移と疑わなくていい、
しかも患者クォンは、結核の既往者だった。
そういう不幸が重なった症例だったのだから、
財前はなぜもっと堂々としなかったのだろう。
なぜ東や里見にあんなに圧力をかけてまで、裁判への関わりを止めようとしたのだろう。

財前の中に残るほんの一粒の良心、、
あの当時、フン弁護士(関口)が言うちゃんとした『お医者さん』ではなかった、という
自分だけが知るあの時の自分の過信、、
それが彼をどんどん卑怯な道へと進ませていく、、、
自分だけが知る『過失』の隠蔽のために、、、

一方その財前の『過失』を知っている、もう一人の人物、里見。
彼は又その過失を知るゆえに、それを知って黙ったままでいる自分の良心を見逃せない。

財前が『過失』を隠蔽せず、心から謝罪していたなら、
里見もまた彼の良心から解放されていたはずなのだ。
それぞれの良心が、一人は悪へ、一人は善へと究極の選択をしてしまったのが、
興味深くもあり、哀れでもある。

田宮版を見ているときは、佐々木庸平が死んで、裁判になっていく過程を、
あまり深く考えずに見てたんだけど、この韓国版を見ていると、
ただ一言『ごめんなさい』を言えなかったことが、二人の男を不幸にしたんだと
痛切に伝わってくる。
前述したように、人がそれぞれ抱える良心をどう捉え、どう裁くか、
それはそれぞれがどう生きるか、と言い換えてもいい問題だ。
そういった深い内容を、この13話は地味だったけれど、
財前と里見の行動を通して、とてもうまく表現していたと思う。

そこにまた東が絡んでくる。

白い巨塔13-2


「医者の本分よりも他のことに興味があるようだな」と言うイ科長に、
「それはお互い様です。」と言い返すジュンヒョクのシーン、
韓国版は少し台詞がダイレクトだけど、なかなか面白かった。

東のいやらしさって、黒のくせに黒じゃないと言うところなんだろうな、、、
病院長に決まったと、それを誰かに自慢したくてケイ子の店に妻を連れてくる、という
そういった行動の陰湿さ、いやらしさがすごく不快な気分にさせる。

ただ、ここもちょっと不思議なのが、
彼は、原作では教授選で敗れた後、自分が世俗の権力争いに加担したことを
ひどく恥じて、本当の意味の医者として目覚めていくんだけど、
韓国版では、この期に及んでもまだ世俗的で、三つ子の魂百までという印象が否めない。
確かに財前からひどい圧力を受けて「自分に恥じない生き方をする」と断言してたけど、
何となく付け焼刃的だよね~
まあ、人間の本性なんてそんなに簡単に変わらない、という意味では、
韓国版の味付けも面白いけど…

肺の転移巣が明らかであるにもかかわらず、
主病巣にメスを入れた以上は、何か根拠があったはずである。
問題は、その根拠に必要の限度を越えるものがあったかどうかということで、
かりにも術前の検査を怠り、肺の転移に気づかず、メスを入れたのならば、
臨床医として注意義務に欠けていたと言わねばならない。


大河内教授のこれまた有名な言葉。(原作引用)
韓国版では、若干優しい言い方ではあったもののこの『根拠』という部分が、
今後の争点になっていくわけだ。
裁判のシーンも展開が早いので、次回も楽しみだな♪

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*Comment

かめさんへ 

>前のはコメントをクリックしても飛んで行ってくれなかったので、助かりました^^;

アハ^^;やはり気づかれてました?
すみません、、、m(__)m

>皆さんがすごく主役びいきなので、ちょっとビックリ(笑)

私は田宮版の頃からずっと主役びいきなんですが、
原作はもう少し中立な立場で書いてますね。
財前ってキャラをもう少しあくどく描いてるような気がします。
それが韓国版では一番ソフトな財前で、
レビューにも書いたんですが、環境が違っていれば、
里見顔まけのすばらしい名医になっただろう、と思わせる人間性を持たせるキャラにしているような気がします。
医者としても、上司としても…
男としての描き方がイマイチ弱いんですけどね、、、^^;
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2008.11/04 15:05分 
  • [編集]

思い込みの差でしょうね 

新テンプレート、いいですね。
前のはコメントをクリックしても飛んで行ってくれなかったので、助かりました^^;

前にもコメントしましたが、今回の地上波放送はドラマの区切りが異なるので、ネタバレしないようハラハラしながらレビューを拝見しています。

韓国版しか知りませんが、アリが象を倒すというか、とにかく被害者の視点での権力との戦いを盛り上げようとしてますね。
(その割りに被害者の紹介が少ないとの指摘もあるようですが)

それに影響されたのか、私もドヨン以外は悪者という感じで観てしまってます。
皆さんがすごく主役びいきなので、ちょっとビックリ(笑)

医療ミスは認められなくても、医者としての人間性を問うような方向に裁判が進みそうですね。楽しみです。
  • posted by かめ 
  • URL 
  • 2008.11/03 08:48分 
  • [編集]

アビーさんへ 

>「ごめんなさい」は言うべき時期を逃すと、なかなか言える言葉ではありませんね。事が大きくなる前に誤るべきは躊躇なく誤る、それが大切だと痛感しました。

ですよねぇ~
お酒でも一緒に飲んで、オレが悪かったと里見に一言でも財前が言っていれば…
教授になった今、助教授ごときにそんな弱音は吐けないのかな、、、(;O;)

>「里見先生、そんなに気になるのなら自分が生検オーダーを入れてから、外科に廻したら良かったんじゃない?」
ひょっとして、内科からは、出せないのかな、生検依頼書。

私もそう思いました。
でもたとえ、生検依頼を回しても、
教授がしない検査を下の先生がするのって難しいんじゃないのかな?
というか、生検って教授がしなければならないほど難しいんでしょうかね?
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2008.03/08 01:43分 
  • [編集]

それでも、庇いたい! 

転移は一個(?)あれば、それだけでステージⅣ、末期がんなんだってね。

財前の過失には違いないんだけど、屁理屈を言わしてもらうと
「里見先生、そんなに気になるのなら自分が生検オーダーを入れてから、外科に廻したら良かったんじゃない?」
ひょっとして、内科からは、出せないのかな、生検依頼書。
乳房生検は驚くほど、簡単な検査だったけど肺だと難しいのかもしれませんね。

  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2008.03/07 13:56分 
  • [編集]

医師の良心 

12話でコメしたことと重なりますが、コレ、本当に不運なケースに思えて仕方ないんですよ。
肺転移の可能性を示唆する陰影、この一点に尽きると思います。

「ごめんなさい」は言うべき時期を逃すと、なかなか言える言葉ではありませんね。事が大きくなる前に誤るべきは躊躇なく誤る、それが大切だと痛感しました。

里見経由の患者じゃなければ、これほどの窮地に追い込まれることもなかったのに、なんと皮肉な関係でしょう。
このドラマで見る限り、唯一心を許している友人に追い詰められるなんて、非は自分にあるとしても
財前が不憫でなりませんよ。
いつも言うけど、ケイ子の存在が希薄過ぎるんだもん。(・・,*)
  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2008.03/06 18:02分 
  • [編集]

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