新・ドラマ囲炉裏の会

遊びに来てくださりありがとうございます。 好きなドラマの感想や、日々の徒然を書いています。

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白い巨塔 7

白い巨塔7-1


行く道は違うが一緒に進もう、最後まで、、、

いやぁ~またしてもすんごく良かった(*^^)v

これさ、はっきり言って、すごく地味だよ。
色恋なんてほとんどないし、おっさんばかりが顔突き合わせて
密談ばっかりやってるからね(苦笑)
でも、毎回毎回、私だけかな?こんなに褒めちぎるの^^;
韓国ではイマイチだったんだよね?
演技大賞も取れなかったし…

っていうか、この回の二人はもう完全に原作を飛び越えちゃって、
新しい里見像、財前像なんだけどね(苦笑)
それなのに、感動させてくれるんだよ、このドラマ。
なんでだか、里見も財前も素敵なんだよ、
と言うより、私がこういう男たちを好きなんだろうな(*^_^*)

つまり、何度も言ってるけど、
このドラマの脚本家は、エッセンスの掴み方が抜群にうまいんだろうなぁ~
姿形、言葉、全然違う里見がそこにいて、
また新たにこんな里見もありなんだ思わせてくれるエピなんだけど、
それでも根底に根付いているのは、紛れもなく「白い巨塔」の里見脩二なんだよ。

それは財前にも言える。
田宮氏や唐沢氏が演じた力強いギラギラした財前と、
ミョンミン氏が演じるジュンヒョクは、はっきり言って少し違う。
でも財前が持つ弱さ、切なさ、優しさ、温かさ、
そういうものが、ミョンミン氏の雰囲気でも、白巨のテーマは謳えるなぁとすら思う。

そこにミングク(菊川)がとてもうまく絡んでくる♪

ジンジュの治療に苦悩し、どうしても諦めきれず、
高容量の抗癌剤を使うとジュンヒョクに言い出すドヨン(里見)

患者に同情して理性を失うんじゃない、おまえはプロだ!

教授選のあった日に本来の財前なら、里見の誘いになど乗らない。
というより、里見はどんなに苦悩しても財前を誘ったりしない。
そんな二人なんだけど、でもこのシーンを見ていたら、
それもありなんじゃないかと思ったりした。

というのも、里見と財前というのは、学生時代無二の親友だった、、
と田宮版で、里見がケイ子に語るシーンがある。
夜が明けるまで症例について語り明かしたというような台詞があるのだ。
しかし、あまりに違う道を進んだ二人を見ていって、
しかも最後のあの財前の里見への信頼を知ってる者としては、
そこにつながるのが、何か唐突な気がしていた。
もっと現在、学生の頃だけじゃない、何か深い結びつきがあった方が
自然な気がしていたのだ。
そういう意味で、こういうエピは、後々の二人の行く末にもつながっていくし、
とても私は気に入っている。

このドヨンとジュンヒョクの激しい口論と対比する設定として、
ユジン(佐枝子)とミングクが屋台で飲んでいる。

名誉、野望、お金、そして患者、、
医者にとって一番大事なものは?


ユジンの問いに

すべて必要であり、何を優先するかが問題、

だと答えるミングクのバランスがとてもいい。
恐らく、それが一番優等生的な答えであり、
医者が世間から求められる答えなのだろうと、私は思う。
しかし、そこから、ドヨンもジュンヒョクも逸脱している。
逸脱していても、どちらも軌道修正できない男たちなのだ。
でも、それがたまらなく哀れであり、また魅力でもあるんだけどね。

そしてミングクは更に言う。
そこに優先順位を付けられれず、
バカみたいに患者のことしか考えられない里見のような医者のことを、

あきらめると言い出せない医者であっても、
それは、患者に希望を与えることになる。


ここでオ科長(大河内)が最初に言っていた言葉が蘇ってくる。

医者が大変なのは、正しい道を歩んでいるからだ。
しかし、私はそれが美しい道だと信じている。
世の中には辛さに耐えられる人間も必要なんだ。


どうにも救えない患者を前にして激しく苦悩するドヨン。
それはミングクも言っていたように本当に辛い瞬間でもある。
しかし、それに耐えること、それもまた患者にとっては救いにつながるのだということ。
そこから目を背けず、立ち向かうことこそが、
本当の医者であり、医者としての使命なのだということ、
それが「白い巨塔」の本当のテーマなのかもしれない。

ただ、私は若い頃、そんな里見が理想の男性像だった。
でも今、こんなに苦しむドヨンを見ていると、
彼の妻にはなりたくないなと思ってしまう。
あまりに純粋で、あまりに一途なドヨンを近くで見守るには、
あまりに妻もまた大きな犠牲を強いられるからだ。
まあ、それだけ私がすれたってことだろうけど(笑)

さて、教授選は、候補者が誰も過半数に達せず、
ジュンヒョクとミングクの決選投票となる。
決選投票を延ばすために、交通事故までやっちゃうところは、
さすがにお国柄という感じがしたけど(笑)

しかし、パク科長(野坂教授)への接近を恐れたのか、
オ科長がお茶に誘う場面とか、
決選投票に持ち込まれた不手際を、母校の後輩(船尾教授)に
さんざん叱責され、酔って取り乱すイ科長とか、
そういったエピは、なかなか人間の深層心理をついていて興味深かった。

白い巨塔7-2


決選投票は来週に延期になりました。

マイクを手で遮って、ニヤリと笑い、イ科長に言い放つジュンヒョク。
こういうシーンがゾクゾクするほど面白いよね。
しかし、ミングクに土下座までしてしまったジュンヒョク、
次回はこれが問題視されてしまうのか?
ストーリーを知ってても、目が離せない展開だよ(*^^)v
  • [No Tag]

*Comment

かめさんへ 

>山崎豊子ってすごいですね。

私もこの作品に初めて出会った時、そう感じました。
だから映画、田宮版、原作、村上版、唐沢版、そして今回の韓国版と、この作品の映像化を出来るだけたくさん見たいなと思うんです。
思いきり白巨フェチでしょ?(笑)

>この人、単なる技術バカだと魅力半減なんだけど、
人間バカ(?)みたいなところにすごく魅力感じます。

この里見自身が、原作では一番技術バカとして描かれていて、
おそらく山崎氏は、彼もまた、財前や誤診裁判を通して変わっていくということを描きたかったのかなとも思いました。
ともすれば、技術の中に逃げ込んでしまっていた里見の、
医者としての開眼ですよね。
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2008.08/19 12:14分 
  • [編集]

超越したドラマ 

日本で作ったとか韓国で作ったといった次元を超越して、
とにかくドラマとして面白いとしか言いようがないです。
山崎豊子ってすごいですね。

ピックさんのかつての理想の男性像が里見って、
何となくわかる気がしました。
この人、単なる技術バカだと魅力半減なんだけど、
人間バカ(?)みたいなところにすごく魅力感じます。
  • posted by かめ 
  • URL 
  • 2008.08/14 17:44分 
  • [編集]

とん子さんへ 

アハハ~すごくハマりましたね~
とん子さんも男同士の対立ドラマ好きですもんね♪

>白い巨塔には詳しくないのであまりよく分かりませんが、ジュンヒョクもドヨンも新たな財前&里見像なんでしょうね。

お時間のあるときに、田宮版もご覧になりませんか?
古いですが、男同士の対立という面ではすばらしいですよ。

>ドヨンが患者を治せなくて自分を見失っている。オレがなんとかしなければと。甘いと思われるかもしれませんが、私はドヨンの苦しみを少しでも救いたいというジュンヒョクの思いがああいう行動に出たと思ってます。

おお!!なるほど。
この韓国版ではレビューにも書きましたが、
ドヨンとジュンヒョクという二人の男を、
全く別次元で描きながらも常に比較した構図にしてるんですよね。
二人の挑戦している世界が全然別であっても、
その懸命さは一緒。
そして手段は違っても究極には患者への還元につながると思っていること。
そういう意味では、ジュンヒョクの中に無意識ではあっても、ドヨンの苦悩が連鎖してるのは明らかです。
白い巨塔の理想系って外科のジュンヒョク、内科のドヨンが、
大学病院の看板となり多くの患者を救うことですからね。
それを本当は二人が目指したかったんだということ、
それがこういう場面から伝わってきますよね。

  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2008.05/10 11:30分 
  • [編集]

韓国ドラマNO.1です!! 

ピックさ~~~ん!!私すっかり嵌ってしまいました!!12月などいろんな廃人ドラマ見てきたけど、見事に超えちゃいましたよ!!
>私がこういう男たちを好きなんだろうな(*^_^*)<
Me,Too×2!!ジュンヒョク&ドヨン&ミングク!み~~んなステキなんだもん(#^.^#)私ねえ、この3人、考え方も立場も生き方も全く違うけど医学に関してはとても純粋な人たちだと思います。ただオッサンたちの思惑の的になってるだけで。
ピックさんのレビューに一々うなずいちゃいました。白い巨塔には詳しくないのであまりよく分かりませんが、ジュンヒョクもドヨンも新たな財前&里見像なんでしょうね。
ドヨンとジュンヒョクの居酒屋シーン。日本ではなかったんですか。でもこれは絶対必要!!ジュンヒョクがなぜミングクに土下座したのか。その理由が居酒屋シーンにあると確信してるからです。
ジュンヒョクはドヨンと会った後に、ミングク氏に会いに行って「あきらめてくれ」と土下座してるんです。ドヨンが患者を治せなくて自分を見失っている。オレがなんとかしなければと。甘いと思われるかもしれませんが、私はドヨンの苦しみを少しでも救いたいというジュンヒョクの思いがああいう行動に出たと思ってます。
ミングク氏ステキですよね。ユンジンさんには悪いけど、上司のお嬢様の素人質問にきちんと誠意を持って分かりやすく答えるだもん。彼女に会いたい理由も「退屈だから・・・」つうのがなんとも良いじゃないですか!!
あ~~~これ最終回を迎えるのものすご~~く怖いです。
  • posted by とん子 
  • URL 
  • 2008.05/07 16:23分 
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かよこさんへ 

>私も同感です。患者の病状を把握するだけで、精一杯なのに、患者の求めるもの、性質・・その他諸々。
それをこなせる医師もいるとは思いますが、圧倒的に
少ないですよね。

昨日スマップで日野原先生が出演されていて、
同じようなことを言われてました。
確かに、こういうことが出来る医師は少ないですよね。
それは医師というより、奉仕の精神に近いですからねぇ、、、

>私もドヨンの優しさとヒューマニズムは好きだけど、
この時点では、医者としての未熟さをすごく感じてしまう。

私も見ていてそう思いました。
若い頃はこのヒューマニズムがたまらない魅力だったんだけど(苦笑)
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2008.04/15 14:40分 
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> ただ患者やその家族が何を求めているのか、
それを感じ取れる医師というのが、本当の意味での
『手当て』なのではないかと思っています

 私も同感です。患者の病状を把握するだけで、精一杯なのに、患者の求めるもの、性質・・その他諸々。
それをこなせる医師もいるとは思いますが、圧倒的に
少ないですよね。
 私の知ってる病院では、担当看護士とカウセリングを
して、カルテと一緒にファイルしてました。
やはり、医師だけではなく、看護士、カウンセラー、
等、一丸とならなければ、理想の医療はできないですよね。

 私もドヨンの優しさとヒューマニズムは好きだけど、
この時点では、医者としての未熟さをすごく感じてしまう。 娘と同年代の患者に感情移入しすぎでは???
気持ちはすごくわかりますけどね。赤ひげタイプの
医者で、大学病院の医者としては、キツイなぁ~。
  • posted by かよこ 
  • URL 
  • 2008.04/12 10:07分 
  • [編集]

アビーさんへ 

>「出来るだけの手は尽くした」と、医師及び家族が救われるだけで、当の本人は「早く決着をつけてくれ」って思ってるかもしれません。(苦しさの程度と回復の見込みにもよりますが)

おっしゃるようにすべての患者さんに「あきらめない」と言い続ける治療がいいとは私も思いません。
ただ患者やその家族が何を求めているのか、
それを感じ取れる医師というのが、本当の意味での
『手当て』なのではないかと思っています。
私も入院してる時、お医者さんが回診に来る時間がすごく待ち遠しかった、、、
患者にとっては、病院の中では医師が万能の神のように見えますからね^^;

>ルックスは別として、人間的な安定感がありますよ。

ルックス苦手ですか?(笑)
インピョ氏、今まで見たドラマの中で一番素敵ですよv-238

>医師の中にはは運命論者もいると聞いたことがあります。
如何ともし難い現実の前には、なす術なく、おのれの無力を知り、運命と言うものがあるのだと悟っていくんだとか・・・。

それも苦しいんだと、ミングクが言ってましたね。
だから本当の意味でその辛さに耐えられる人だけが、
人の命を背負えるんでしょう、、
ただ、医師も教師も、その本当の強さを求められたら、
成り手がいませんよね。
ほとんどのお坊さんが本来の宗教家ではないのと一緒で…
そのへんの要領というかプロとしてのテクニックのみ、という人達が大半なんじゃないかなぁ、、、
それを責めることは出来ないと思いますが、
ただ、難しいのは、医者の場合、命を扱ってる仕事だから、
テクニックオンリーだと、財前のように大きな落とし穴があるってことなんでしょうね、、、
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2008.02/22 00:11分 
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どこまでが医師の裁量? 

ピックさん

>このドラマの脚本家は、エッセンスの掴み方が抜群にうまいんだろうなぁ~

どうも、そのようですね。
全く無かったエピを作り上げていながら
言いたいことはバッチリ伝えてますもんね。


>あきらめると言い出せない医者であっても、
それは、患者に希望を与えることになる。

これが、医師の自己満足に終わった場合
苦しいのは患者ですからね。
難しいですよねぇ~。
「出来るだけの手は尽くした」と、医師及び家族が救われるだけで、当の本人は「早く決着をつけてくれ」って思ってるかもしれません。(苦しさの程度と回復の見込みにもよりますが)

ダンナにするなら、バランス感覚の優れたミングクでしょう!ルックスは別として、人間的な安定感がありますよ。

理想に燃えた成り立てのほやほや時代は、ドヨンタイプであっても、だんだんと現実を目の当たりにしていくうちに、ミングクのように落ち着いてくるのでしょうね。ドヨンは万年青年とも言えますね。
医師の中にはは運命論者もいると聞いたことがあります。
如何ともし難い現実の前には、なす術なく、おのれの無力を知り、運命と言うものがあるのだと悟っていくんだとか・・・。

順番待ちしていた、とある外来で「私が治してあげましょう!」と豪語する医師の声が聞えてきて軽く驚いたことがあります。頼りになるのやら、ならないのやら判断に苦しみましたが、言われた本人は心強かったでしょうね。
傲慢と謙虚、どちらのタイプの医師に当たった方が幸いするか、時と場合によるでしょう。


ケイ子の存在感、あいかわらず薄過ぎだと思いま~す。
2人の絡み(Hじゃなくて)も結構面白かったんですが
そのあたりは、韓国版に不満ありです。

  • posted by アビー 
  • URL 
  • 2008.02/19 11:48分 
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rabbitさんへ 

私の場合、「白い巨塔」の世界がとにかく好きなので、
ちょっと他の方とは感想が違うかもしれません^^;

ただ、唐沢版に比べると、韓国版は原作の意図をとても大切にドラマ化してるなぁ~と嬉しくなります。

なので、すごくハマッて見ているので、音楽も私は好きですよ(笑)
ちゃんと財前、里見バージョンがあるんですよ♪
  • posted by ピック 
  • URL 
  • 2008.02/13 14:21分 
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